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マスターズ水泳の魅力と登録方法を徹底解説! 市民スイマーがハマるその理由とは クチコミはまだありません

「泳ぐことに体が慣れてきた。飽きがこないよう、張り合いのある目標がほしい。」

と思っている皆さん! 水泳を長く続ける選択肢の一つに、マスターズ水泳という楽しみ方があることをご存じですか?

マスターズ水泳競技会は、言わば「市民スイマーの祭典」です。参加の間口はとても広く、水泳初心者から元オリンピック選手にいたるまで、登録をすれば誰でも参加することが可能です。

日本では18歳から100歳にいたるまで、幅広い世代の市民スイマーが楽しんでいますが、多くの人がハマるマスターズ水泳の魅力とは何なのか?

この記事では、スイミングライフを1ランクアップさせる大人の水泳について、詳しく解説していきます。ぜひ、マスターズ水泳デビューへの足がかりにご一読ください。

そもそもマスターズ水泳って何?

マスターズ水泳はライフスタイルの一つ

マスターズ水泳の定義は、国内における競技会を統括する一般社団法人日本マスターズ水泳協会によると、以下のように定義されています。

マスターズ水泳は、競泳、飛込、シンクロナイズドスイミング、水球およびオープンウォーターの競技を通して『健康・友情・相互理解・競技』を実現することを目的としたものです。
国際水泳連盟(FINA)の規定では25歳以上の方に参加資格がありますが、日本では多くの方が専門的な競技を離れる18歳からの参加を認めています。
これは少しでも多くの方々に水泳競技を続けていただきたいという想いと、これまで水泳競技を経験してこなかった方々にも数多く参加していただきたいとの考えから制定したものです。
そのため、当協会の公認する競技会も千差万別で、本格的な選手権大会から水泳を楽しんでいただくことを目的としたフェスティバル形式の大会まで、様々な選手にご参加いただけるよう競技会が開催されています。
ひとりひとりの年齢、能力に応じた目標を持ちながら、水泳を生涯スポーツとして楽しむことにより、仲間との友情や理解を深め、切磋琢磨していくことがマスターズ水泳の目指すところであり、皆様のライフスタイルの一部となることを期待しています。
引用元:マスターズ水泳とは-一般社団法人日本マスターズ水泳協会

協会の示す通り、一言で「水泳」といっても、競技種目は競泳、飛込、シンクロナイズドスイミング(現在の名称はアーティスティックスイミング)、水球、オープンウォーター(遠泳)、と複数に分類されます。当記事では、競技種目を競泳にしぼって解説を進めてまいります。

参加資格は、国際水泳連盟の規定では25歳以上と決められていますが、日本では「18歳以上」が有資格者として認められています。

その背景には、文中にもあるように、少しでも多くの人にライフスタイルの一部としてスイミングを楽しんでもらいたいという願いが込められているからです。

私たちが暮らす国は、スイミングを楽しめる豊かさを持ち合わせていることを再認識しつつ、その豊かさを現実のものとして享受できるといいですね。

マスターズ水泳の競技登録者は約4万人

マスターズ水泳に競技者登録済みの市民スイマーの累計は、2018年度で40,178名。競泳は個人競技ですが、登録には母体となるチームの登録が必要です。

同じく2018年度におけるチームの登録数は、3,114チーム。これらの数字が示すように、マスターズ水泳はすでにライフスタイルの一つとして、広く市民生活に根付いていることがうかがえます。

出典:一般社団法人日本マスターズ水泳協会

年齢区分別登録人数(下図)を見てみると、65歳区分の登録人数がもっとも多いことがわかります。

第二の人生がスタートし、これから迎える時間を有意義に過ごしたいという気持ちのあらわれでしょう。

さらには、100歳区分に2名、105歳区分には3名の登録者がいることがわかります。「人生100年時代」といわれますが、現実に100歳に達してなお挑戦し続けられるところに、スイミングが「生涯スポーツ」と呼ばれる所以(ゆえん)があります。

出典:一般社団法人日本マスターズ水泳協会

マスターズ水泳には、その特色の一つに「年齢区分」という規定が設けられています。

年齢は暦年齢(競技者登録をおこなう年の12月31日現在の年齢)で登録され、原則5歳ごとに区分されます。

マスターズ水泳は市民スイマーの祭典ではありますが、競技であることに変わりはありませんので、自分との闘いはもとより同世代スイマーとの順位争いが自然と発生します。

同世代スイマーとは、その年の5歳区分の競技者を指し、最年長者は翌年に区分が一つ繰り上がります。

登録年:40歳区分

  • 1975年生まれ(44歳)
  • 1976年生まれ(43歳)
  • 1977年生まれ(42歳)
  • 1978年生まれ(41歳)
  • 1979年生まれ(40歳)

翌年:45歳区分

  • 1971年生まれ(49歳)
  • 1972年生まれ(48歳)
  • 1973年生まれ(47歳)
  • 1974年生まれ(46歳)
  • 1975年生まれ(45歳)

体力の衰えは年齢にはあがなえないものですが、この年齢区分の設定があるおかげで「5年に1度、誰しもがもっとも有利なタイミングを迎える」というわけです。

ここに、マスターズ水泳の競技としてのおもしろさがあるといえるでしょう。

また、ランキングには「全国50傑」というものがあり、男女別、長水路・短水路別、年齢別、種目別に日本マスターズ水泳協会公認の大会記録が集計され、その中の上位50名が氏名を掲載されます。

ざっくり、「人口50万人(同姓・同年生まれ)のトップ0.01%」に入ることをモチベーションにする、というのも競技を長く楽しむ方法の一つですね。

マスターズ水泳の競技者登録をしよう!

マスターズ水泳の大会種類を知ろう

大会の種類には、次の3種類があります。

  1. 主催大会 
    主催・運営を(一社)日本マスターズ水泳協会が行う大会です。
  2. 公認大会 
    主催・運営は都道府県の水泳競技団体やスイミングクラブ等が行い、当協会が公認をする大会です。
  3. 海外大会
    主催・運営をFINA(国際水泳連盟)または海外の団体が行う大会です。海外大会に参加するためには、参加希望者による当協会への公認申請(大会公認・登録確認書)が必要となります。

引用:競技者登録-一般社団法人日本マスターズ水泳協会

現在では、年間約100におよぶ大会が開催されており、国内で開催されている大会には上記①と②に含まれていない、未公認の市民大会などもあります。

公認と未公認の違いは、「計測方法の厳格さ」の違いです。

誰しもが納得の公正なジャッジを行うために、水泳競技では計測に使用する機器、選手が着用する水着、プールの規格にいたるまでありとあらゆるルールが設けられています。

未公認の市民大会でレースデビューを果たしたならば、次は協会の競技者登録を済ませ、ぜひ公認大会に参加してみてください。世界が一気に広がりますよ!

マスターズ水泳の登録方法を知ろう

マスターズ水泳の競技者登録をするためには、個人登録の前にチーム登録をする必要があります。この点が、一人で活動されている人にとっては大きな障壁となりそうですね。

実務上は、チーム責任者1名および競技者1名以上がそろうことでチーム登録が可能(兼任可)ですので、お一人でもチーム登録と競技者登録の両方を行うことが可能です。

現実においては、会員として所属しているスイミングスクールやフィットネスクラブを通じて競技者登録を行うケースと、気の合う仲間で誘いあって任意のチーム登録を行うケースとに分かれることがほとんどです。

マスターズ水泳を会員プログラムとして提供しているスイミングスクールやフィットネスクラブであれば、サービスの一環としてチーム・個人の登録手続きを店舗スタッフが代行しておこなってくれますので、気軽に始めることができます。

運営方針や諸事情により、所属クラブがマスターズ水泳に非積極的である際には、長く続けるためにも積極的なサポート体制でいるクラブを探すことをお勧めします。

マスターズ水泳の登録料はいくら?

登録料は、以下の通りです。

個人登録料
  •   1,500円/年間
  • 25,000円/終身
チーム登録料
  •   5,000円/年間

個人登録が完了すると、チーム責任者の元へ登録カードが送られてきます。

登録カードには、大会申込時に使用する個人IDが刻印されていますので、スイミングスクール・フィットネスクラブの会員証などと併せて携帯しておくといいでしょう。

チーム登録料については、個人で負担するケースもあれば、所属しているスイミングスクール・フィットネスクラブが負担してくれるケースもあるようです。

手続きをお任せでき、チーム登録料まで負担してくれるスイミングスクール・フィットネスクラブに所属していたならば、はじめない手はありませんね!

 マスターズ水泳の大会申込をしてみよう

さて、競技者としての登録まで済んだら、いよいよ大会の申込です。

いつ、どこで、何の大会が行われるかの情報は、スイミングスクール・フィットネスクラブ内の掲示板で告知されるか、チームの責任者宛てに開催要項が送付されます。

大会の参加申込書の記入と参加費用の支払いまでが完了すると、後日、二次要項が届きます。

大会の規模にもよりますが、大きな大会ではほとんどの場合で当日使用限定のIDカードが発行され、会場への入場時やレース直前の招集時に提示を求められます。

また、動画・写真の撮影を行う際には、撮影許可が必要となりますので、こちらもお忘れなく。

あらためてマスターズ水泳の魅力とは?

記録の更新だけが魅力ではない

競泳というと読んで字のごとく、「泳ぎを競う=過酷なレース」のイメージが先行しますが、マスターズ水泳においてはそうとは限りません。

大会によっては、エントリータイム(申込時の申告タイム)とレース結果のタイム差で順位が決まる競技ルールなどもあります。

この場合、速いか遅いかは関係なく、いかに自分のコンディションを把握し、結果を正確に予想できるかがポイントになるため、マスターズ水泳を始めたばかりの人にも大いに励みになります。

また、タイムを競う他にも参加すること自体が楽しめるよう、お祭り色を前面に打ち出した大会が数多く開催されています。

例えば、「ウーマンズ・アクア・フェスティバル」。この大会は女性のみを参加対象とした大会で、例年スポーツの秋に開催されます(※開催されない年もあります)。

大会当日は、レースの他に元オリンピック選手によるワンポイントレッスンやトークショー、サイン会など、レースのみの大会とは異なるプログラムが魅力的です。

その他にも、大手フィットネスクラブ独自の店舗対抗戦であったり、ご当地の名産物・実用的な参加賞が用意されてあったりと、主催地やスポンサーによってお楽しみが変わるというのもマスターズ水泳の大きな魅力です。

とびおマスターズに参加してきました

初心者にも優しい

マスターズ水泳の大会に共通していることは、どの大会であっても「選手ファースト」で雰囲気がとてもあたたかいこと。

マスターズ水泳の大会運営は、実はいずれかの大会でチームの1名が競技役員を務めることになっています。

これは、相互扶助という考え方が根底にあるためです。手を借りたならば、次は他者に手を差し伸べてあげてくださいね、という考え方です。

その他、大会運営は多くのボランティアで支えられています。

ボランティアで競技役員を務める方々はご自身の経験値の高さは基より、スイミングに対する思い入れが人一倍強く、初心者とわかれば手厚くサポートしてくださいます。したがって、経験が浅くても心配はありません。

スタートの飛び込みが苦手であれば、水中からのスタートが認められていますので、不安な人は迷うことなく水中からスタートしましょう。かっこよくスタートすることより、最後まで泳ぎ切りフィニッシュすることのほうが、よほどかっこいいのです。

世界記録に挑戦できる

皆さんは、これまでに一度でも世界記録に挑戦したことがあるでしょうか?

学生時代に腕をならしたスイマーでも、世界記録に挑戦したことのある選手は少ないと思います。あるとすれば、それは元日本代表の著名なスイマーですね。

ところがマスターズ水泳では、誰でも世界記録への挑戦が、現実的に可能です。挑戦する際は事前に申請をすればOK!

レースが進行し、挑戦者の組がスタートを目前に控えると、
「第〇レーンを泳ぐ〇〇君、〇〇チームは、世界記録に挑戦いたします。」
とアナウンスがされ、会場全体が独特の緊張感に包まれます。

挑戦の結果、惜しくも記録に届かなかったとしても、健闘を称える拍手が惜しみなく贈られて会場に一体感が生まれます。

もし、世界記録が更新されたならば、観覧者は幸運にも、その瞬間に立ち会えたことになります。

まとめ

今回の記事では、スイミングライフを1ランクアップさせる大人の水泳について、詳しく解説してきました。

マスターズ水泳は何歳からでも始めることができます。核家族化が進み、世代間、ご近所間のコミュニケーションが希薄になった現代社会では、マスターズ水泳は豊かなライフスタイルを形成する貴重なコミュニケーションツールと言い換えることができます。

普段の練習では、三世代の年齢幅のメンバーで一緒に泳ぐことも珍しくありません。同じプールの水を飲むメンバーになら、スイミング以外の相談事もしやすくなるかもしれませんね。

また。大会会場では出場回数を重ねていくうちに顔馴染みが増えてきます。互いをライバルと意識しつつ認め合えたときに生まれる友情は、世界レベルで闘うアスリートと同じです。

マスターズ水泳の最大の魅力は、スイミングの楽しみ方を自分流に見つけられることです。泳ぐことに慣れてきた人は、ぜひマスターズ水泳に挑戦して、もう1ランクアップのスイミングライフを手に入れてみてください!

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